■ 1 巻 @ポーの一族 1880年ごろ |
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・1枚の絵のように美しいポーツネル男爵一家はポーの一族。「パンパネラ(吸血鬼)」だったのだ。
彼らは新しい血を求めてこの町にあらわれたのだ。
エドガーは寂しげな少年アラントワイライトと出会い、生贄にと考えるのですが、ためらいがよぎる。その姿を悲しそうに見つめる妹メーリーベル。
人間達の中で息や脈のあるふり、鏡に写るふり、聖書・十字架に も怯えないふりをしていた彼らですが、
ある日 この町の医師クリフォードに正体がばれてしまうことに。
彼によってメリーベルは撃たれ、ポーツネル夫妻も傷をおい馬車の下敷きになってしまい・・彼らはまるで塵のようにきえてしまったのです・・
1人取り残されたエドガーは寂しさから・アランを一族に加えてしまう。 ソレは愛するものを又手にかけてしまった彼の・・新たな苦しみの始まりでもあったのでした・・。
〜 エドガーが一族になってから100年後のお話です〜 |
A ポーの村 1865年ごろ |
ろ |
霧に迷ったグレンスミスは
鹿と誤ってメリーベルを撃ってしまう。
彼はバラだらけのポーの村へ導かれることに。
そこはふしぎな村だった。
メリーベルの回復力を不思議に思いながらも安心する彼。しかし その夜エドガーに血をすわれてしまう。
彼らは永遠を生きる一族。パンパネラだったのだ。
彼は2夜を過ごすも無事に帰される。
彼は2度と再びポーの村を見つけることは出来なかったのでした
グレンスミスはこのことを日記に書き残す
1865年7月13日グレンスミスの日記 |
Bグレンスミスの日記 1899〜1959 |
Cすきとおった銀の髪
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グレンスミスの子孫のお話。
・彼の末娘エリザベスは、「グレンスミスの日記」をみつける。
その後60年。様々な歴史の中、不死の村は語り継がれていく。 |
■14歳のチャールズ・メリーベルとであう。
■30年後、かわらぬ姿のメリーベルと再会する・・・。 |
後の1960年 孫娘マルグッリット 「グレンスミスの日記」を発表する
* 実は1959年3月・彼女の息子は学校でエドガーにあっている |
〜出 生 の 秘 密〜 |
(お話)不思議な国の人形たち
番 外 10月の少女たち |
・エドガーとメリーベルは森に捨てられ、老ハンナ・ポーに拾われる。
・ポーツネル男爵・シーラをポーの一族に迎える儀式をおこなう。
それをみてしまうエドガー。 ポーの一族がパンパネラ(吸血鬼)だとしる。
・エドガーは黙っている事を条件にメリーベルを逃がす事をお願いする。
・その後人間にばれ老ハンナ消える。スコティの村をでる。
・エドガー・大老ポーにより少年のままポーの一族となる。 |
メリーベル・アート男爵家の養女となり
エヴァンス家のユーシスと恋に落ちる..しかし猛反対される
実はメリーベルとエドガーはエヴァンス家の愛人メリーウェザーの子だったのだ
2人を森に捨てさせたのは嫉妬に苦しむ妻ユーシスの母だったのだ
どちらも裏切る事はできない.
母の哀しみを背負いユーシスは自殺する。
メリーベルの幸せを祈っていたエドガーだったがこの様子に心乱れ・・ ついに彼女の前に姿をあらわす。
成長の止まった兄の姿からすべてを悟った
メリーベルはエドガーとともに生きることを決意する。
彼らの永遠の旅はこうしてはじまったのです。・
ユーシスの兄。
オズワルド・オー・エヴァンス 子孫へ遺書をのこす。「エヴァンスの遺言」
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3 巻 @ 小鳥の巣 1959年
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*西ドイツガブリエルギムナジウム(学校)に転入した
エドガーとーアランのお話。
魔の5月張り出し窓から身を投げた少年。その哀しすぎる死はキリアンの心に 暗い影を残していた。
その少年の名はロビン
実はエドガー達は彼を探しにここに来たのだった。
誰が殺したクックロビン それは わたし・・わたし・・
ずっとエドガーをまっていたロビン・・
彼の死の隠された謎をおって・・
2人の学園生活が時に妖しく時にせつなく綴られていく。
*ある事件から2人はマチアスを仲間にするが
キリアン・テオによって彼は塵ときえてしまう。
少年達の心に衝撃と波紋をなげかけて
彼らは去っていったのでした。
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AA 6 月 の 声 〜 番外作品 〜 |
BB妖精の森 〜番外作品〜 |