4 巻 @ エヴァンスの遺書 1820年 1月 |
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・ エドガーはポーツネル男爵らの待つ場所へ急いでいたが、乗った馬車が嵐で転倒。
彼の子孫であるヘンリーエヴァンスに助けられる。
自分の名しか思い出せないエドガー。
心配したメリーベルは彼を迎えにあらわれる。
オズワルドエヴァンスは遺書で予言をのこした
〜いつか子孫がエドガーとメリーベルに
会うだろう・・はるかに・・時をこえて〜
遺言とおりの2人が現れた事への困惑と戸惑いが
美しくミステリアスに描かれている。
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A ペニーレイン 1879年
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B リデル 森の中 1879年〜1887年 |
メリーベルやポーツネル夫妻を失い
一人きりになったエドガー。
アランの変化を待つも 彼は降り続く小雨のせいで いっこうにめざめない。
再び愛するものを手にかけてしまった事への
エドガーの心の葛藤が、哀しく胸を打ちます。
やっと目を覚ましたアランは山賊につかまり
初めて人を手ににかけてしてしまう
ソレは 2人のポーとしての
はるかな旅の始まりだった。
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山賊カラキズを追ったアランのためにエドガーは血を求めて人間を襲う。
そこにいた小さな少女リデルをたすける。
エドガーとアランと8年間をすごしたリデルの物語だ
彼らはバラをおって森から森へと移り住み、
彼女を育てた。しかし2人は10歳になったリデルを
祖母のもとへ返す。(アランは反対していた様だ)
リデルはきずく。自分だけが年をとり
彼らは年をとらないことを・・。・・・
彼女は人としての人生をまっとうした。
〜私は昔小鳥の巣箱にいましたの。
遠い森で・・2羽の小鳥に そだてられたんですよ・・ |
Bランプトンは語る 1966年7月(集会) オービン・エドガーを追う |
オービンの 『エドガー』 探しの旅。
(何百年の時をこえてエドガーたちの 確かな生の足跡がうきぼりに・・)
集会に集まった人々
1.オービン
2・ドンマーシャル
「ランプトン」『パンパネラ狩り」作者
3・マルグリットヘッセン
「グレンスミスの日記」作者
4・ガブリエルギムナジウムで同級生テオ
5・エヴァンス家子孫
ロジャー・シャーロッテ |
・1934年にオービンエドガーにであう
その時以来彼を追い求めていた・
・オービンの話
・ リデルより彼らと暮らした日々を聞く
・エヴァンスの遺書をみつける
・ヘンリーエヴァンスの友人ドクトルより
エドガーを川から助けた話を聞く
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・ドン・マーシャル(ランプトン)の話
国定公園でエドガーとアランと過ごした。
クエントン卿の絵ランプトンがエドガーで
あることを発見
・ガブリエルギムナジウムで同級生だったテオの話
友人マチアスが塵のように消えたのをみた。
・マルグリットヘッセン(グレンスミスの日記)の話
彼女の祖父は不死の村へいった。
そこにいたのはエドガーとメリーベルだった。
・1966年 オービン・集会を開くが火災発生
この火災でエドガーの絵や証拠が紛失
・シャーロッテ・エヴァンス死亡 |
〜 時 を こ え て 〜 |
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消えてしまった一族のポリスター卿を探して
エドガートアランはある事件と
その犯人を突き止める
ミステリー仕立てになっている
やさしく寂しい作品♪
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ミス・エルゼリ。
彼女は心の奥に報われない愛をかくしながらもいつも静かに微笑むのっだった。
〜なぜそう幸せでいられるの。愛する人がそばにいにのに・・。
「悲しみはいや・憎しみも・だからあの人を愛していたいの・・」
そう答える彼女はある日 愛するひとの死を聞き
夢の中に生きてしまう。
そんな彼女に一人涙するエドガーーなのでした。
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「魔法使いの目をしてるね」
1934年ロンドン
オービンが、エドガーとであう物語。 |
エドガーが用事でいない1週間。
アランは近くの女の子2人と過ごした
楽しい休暇のおはなし。
お茶目なアランがなんだかかわいいです♪ |
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1972年
アランはエドガーそっくりのエディスに恋をしていた
彼は彼女を仲間に入れることを考えていたがエドガーに反対される。。
『愛すれば愛するほど君は後悔するんだ。幸せにしてやれないもどかしさに・・ 』
エディスは実は エヴァンス家の末裔で兄のヘンリーとロジャーは盗品・密輸の売買をしていた。
エドガーは彼らの事件に巻き込まれる。
そんな彼らに 再び火災が起こり
アランは炎の中へきえてしまった・・・
1人取り残されたエドガーは?
彼はどこにいったのでしょうか・・・
彼の死を哀しむオービン。
彼はついにエドガーにあえたのだった。
少年のままのエドガーと老人のオービンの出会い。
彼はエドガーを想い筆を執る。
---エドガーおまえに
わたしのはるかなおまえに
そしてそのポーの一族によせて--と |